2015年5月6日水曜日

燕岳 常念岳 1日目 (2泊3日)




2015年5月2〜4日(土日月)
天気:晴れ(2日目の夜中に少し暴風雨)
登山:06:50@中房温泉(2日)
下山:11:15@一ノ沢(4日)
標高:2763m 2857m





今年もこの季節がやってきた。
澄んだ空と心地よい春風の間に大型連休が鎮座する
ゴールデンなウィーク。




昨夏に予定してたけど、雨のためお流れになってしまった鉄板コース。
お山の世界の「銀ブラ」を遂行すべく行ってまいりました。





23:30
仕事を終えたユーリンチーを助手席に従え
しゃくなげ荘駐車場へブウーン。





GWということでクルマの数は多かったけれど渋滞なし。
ユーリンチーは少し大きくなった助手席で一心不乱に爆睡中。







4:00
しゃくなげ荘へ到着。結構時間がかかった感あり。
駐車場の埋まり具合は50%くらいか。
結構早くきたほうが吉!









今日は2004年のザックコンビ













寒さなし。天気上々














5:20
始発のバスに乗り込む。この日はバス停管理のおじさんがいて
人数の把握やタクシーの調整なんかもやってくれてました。













乗車待ちは30名程度。
結構キュンキュンに詰め込まれます









バスに揺られること約40分。
ザック on the ニー のため
眠い/重い/首痛い というNOKi状態。。。









登山口は大いに賑わい、春爛漫のカラフルモンスター。
我々はというと、地味におにぎりとお紅茶をストマックに入れて






6:50
見たことのないツバメ山へゴーゴゴー!!









中房登山口
すでに1462m地点
ものすごい人の数でした










登りは5時間程度だったかな。










第1ベンチに到着












樹林帯の中をエンヤコラ












7:50







第2ベンチに到着〜










よく晴れた清々しい天気。ほんとこの時期の登山は特別です。










10:00








よーやく合戦小屋に到着
小屋は売店のみ運営中(スイカは無かった)









とっても良い天気なので
ここでプシューッとホップな液体を空けてしまいました。









この後、北アルプス三大急登と呼ばれる合戦尾根がございますが
どうなることやら、、、、














鬼のリリーフにタッチし
まずは山登りの安全を祈願













ユーリンチーはアイゼンを装着
急登に挑む準備万端です















隊列をなして登ります
わたくしはというと心拍数の上がり方が半端ない







この急登。
個人的にはそこまでシビアではなかった。
ただ、合戦小屋でのおビールのせいで心拍数が半端なかった。。。








そしてユーリンチーはご多聞にもれず
ブースカ、、ブースカ、、、無言、、無言、、ブー、、無言、、、













紺碧の空の下に顔を出す一つの建屋
あれが今日の目的地












左を見ればお槍が素知らぬ顔で佇む













12:00






燕山荘到着!!












愛嬌のある 石顔
畦地梅太郎という方の「山男の像」というようだ
http://www.atelier-u-web.com/















到着と同時にテント設営のための良場を確保し
スコップ片手に 地固めワッショイ












テント場はこんな感じ
この後10張くらいは増えてたかな














今回が本格的な雪上テントの筆下ろし日。
自分の中での折り合いをどこでつけるかが難しい。

結果としては7割のでき。
寝そべる面をしっかり平らにしないといけないです。





結局約1時間。
ようやくテントの設営を終えることができたのでした。









さてさて、テントはもう良いとして腹がめちゃめちゃへってきた。
そうです。ここはかの有名な燕山荘。









今回、お金さたんまり握りしめてぎだから、だらふくくうべーよぉー。












ビーフシチューw/ライス












チキンカレーw/ライス







生ルービーも700燕と良心的な料金設定。
お味のほうもツットベーネ!








スタッフ皆様のお心遣いもとってもよくて
やはり日本を代表する山小屋であることを実感したのでした。










14:00
腹ごしらえを終え、燕岳へ出発。










北アルプスの山々に抱かれた
ダイナミックなビューイング











こちら、イルカに見えるお岩
ほんとイルカに見える













まるで甲斐駒ケ岳のような景色
燕山荘からこちらは毎年雪は無いとのこと












ユーリンチーの体調がおかしい
頭痛が激しく途中でリタイア











ユーリンチーはだいぶ体調が悪く途中で待っていることに。
すぐに戻ってくるから昼寝をして様子を見よう。













こちらが通称メガネ岩
その目で何を見たのでしょうか













青空へとつながる白い山道
いと美しや









そしてユーリンチーと別れてから5分。










2763mへ到着














頂上は360°の大パノラマ















立山 劔 針ノ木














槍ヶ岳 中岳 南岳











燕山荘も見えます










風もなく包み込まれるような山の頂。
ちょうど1年前に訪れた鳳凰三山に勝るとも劣らない
美しい空気がありました。










この後、ユーリンチーと合流し、スタコラサッサと燕山荘へリターン。





そう、この後は、以前からずーーーーーっと楽しみにしていた
「燕山荘の夕食」が待っているからです!!(ヤッターーッ!!)











ちなみに、諸々のお値段は
お食事のみ(夕食)@2700燕/人
テント@700燕/人
生ビール@700燕/杯
ケーキセット@950燕/セット
缶ビール@500燕/350ml

比較的良心的な設定かと。











この日の夕食は3回回転する予定とのことで
18:40〜の食事を予約。
指定時間の少し前にロビーに集合すれば美味しいご飯を頂けるとのこと。
どんなメニューなんでしょうか!?








期待は高まるばかりですが
まだだいぶ時間があったので、ユーリンチーの体調も考慮し
柔らかな春の日差しが燦々と降り注ぐポカポカテントのなかで
暫し幸せなお昼寝タイム。zzzzzzz........










なんかとってもよく寝たな、、、、
ユーリンチーに起こされ時間を確認すると
ん?
なんということでしょう、、、
すでに夕食の時間を20分も過ぎていたのでした。。。。







がっくしと肩を落とし、なんとかならないかスタッフさんと交渉開始。
時間は過ぎたものの、食事の用意はしてくれていたので
冷えたもので良ければ19:30〜の組で提供可能とのこと。
(座席はあるようでよかった)









もちろんそれで手を打って夕食をいただいたのでした。
*いつものことではございますが、その写真撮らなかった、、、









食事はというとチーズ入りハンバーグをメインに添えたラインナップ。
ご飯がとってももちもちで大変美味しくいただいたのですが
それにもまして、燕山荘のご主人(赤沼さん)のお話がとってもよかった。





赤沼さんからホルン演奏のおもてなし
雷鳥の産卵やストックによる
自然への影響など貴重なお話を
たくさん頂戴しました











美味しいお食事と楽しいお話を堪能したにも関わらず
ユーリンチーはデザートにケーキセットをご注文。
体調不良はどこ吹く風か、終始幸せな笑みを浮かべているのでした。
(よかったよかった)










明日も素晴らしい天気とのこと。
通称銀ブラが楽しみだ。


















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