2014年10月4日土曜日

槍ヶ岳〜北穂高岳 大キレット 2泊3日(2日目)



2014年9月13、14、15日(土日月)
天気:晴れ
登山:7:00@上高地登山口(13日)
下山:13:00@上高地登山口(15日)
標高:3180m(槍ヶ岳) 3106m(北穂高岳)
行程:上高地〜槍ヶ岳山荘〜南岳〜北穂高岳〜涸沢ヒュッテ〜上高地





2日目の朝。




日の出の時刻は5時20分頃。





今日もまた、火照った太陽が顔を出す。





美しく心地よい力がみなぎる瞬間。











浅間山の上からひょっこりと









歓声を上げる我々ホモサピエンス










雲海の向こうには すっぴんの
八ヶ岳 富士山 南アルプスが連なる










 今日も良い日になりますように。














夜も明けきって
さぁさぁ、やって参りました。
本日は念願の大キレット走破。








快晴 無風 
ザックには槍ヶ岳山荘名物のちまきを携え、、、、







行って参ります!











朝6時 嬉々として槍ヶ岳山荘を出発















中〜南岳へと続く道
自然の神秘を感じずにはいられない










白パンで決め込むユーリンチー
寒さはそれほど感じない











振返るとそこにはお槍とこの景色。
幸せや〜











あんまりステキすぎるので
「つ、つまんだろかっ!」









どれほど歩いたかは覚えていないが
中岳にトウチャクデス












ジョジョに奇妙な世界だなこれは










なぜ槍はこんなに心を掴むのか
とんがってるからか??















出発して約2時間
南岳にライドオンッ!








胸の鼓動がジョジョに高まりつつあるのを感じつつ
それをぐぐっと押し込める。












あれが南岳小屋
テント場を見ると風よけのための
土壁が設けてあるのがわかる











空腹感が半端ない
早くちまきを食したい!!











南岳小屋で食事休憩。









 嵐の前の静けさなのか、、

暖かい太陽に包まれ
とても平和で贅沢なヒトトキが流れる。












それにしても「ちまき」はおいしい。










腹ごしらえを終え、ユーリンチーとともに気を入れ直す。


ザックにぶら下がっていたものは
全て中にしまい込む。





ヘルメットのあごひもを少しきつめに調整し
では、いきませう。










おー、何とも美しいこの動脈
血管好きにはたまらない!?














快晴のこの日はやっぱり混んでいますね
















まずはキレット最下部に向け
急なくだりが続きます

















真上にたわたくしが。
こんな感じで降りていきます








上を見ると美しい自然が溢れていた








 気を緩めずに行けば最下部までは大丈夫。








ここから、長谷川ピークへ登り始めます。












でたっ!この急登
上に見えるのも人でございます











ひたすら登ること数十分。













お、見たことのある文字が、、、
















じゃじゃじゃん。やりました!!
ユーリンチーも問題無し

















左側はがつんと切れ落ちてるので
ご覧の通り膝曲がってるね(笑)










それほど広いスペースは無いので
滞在時間5分程度でA沢のコルへと進みます。













Hピークすぐ後のこの場所
個人的には一番心がチョチョ切れた核心部の一つ









うおー! この先も続くのか!?











先頭を進むユーリンチー
ブースカもいっさい無しで頑張ってるね










この日は、ソロでこられたMs. M様と一緒に歩くことに。

そんなわけでユーリンチーは隊長に任命されたのでした。















この切れ落ちっぷりがパない。
最頂部がHピークでございます















岩にへばりつきながら進みます
滑らせたら、、、は考えません











そう、そこに山があるから、、













「イカの頭」に見えてきた
















大キレット名物 飛騨なき
足場には文明の利器が















赤ヘルのワタクシをパシャリ
by既に通過したユーリンチー







飛騨なきをエイエイオーと泣きながら通過する。








そこを過ぎると展望台がみえてくるが、、


いつの間にやらガスが充満しno展望。







こりゃなにもみえないねー














おぉ! 北穂高岳まであと200m
これは標高かな











ペース復活
ひたすらに上をめざす
いよいよ小屋が見えてきた

















カンパイ!!






来るときに横尾で学んだ教訓
「事故は緊張の糸が切れた後」
を思い出し、麦酒の喉ゴシをぐっと我慢。
ペプシコの炭酸に喉をゆだねたのでした。








@北穂高小屋
お互い無事で何よりだったね








この小屋は2度目だけれど
今回もとても良い雰囲気。
規模が丁度良いのか、皆がフレンドリーで
なんだか一体感があるように感じる。











で、この日は涸沢ヒュッテでパクイチする予定なので
Ms. M様とはここでおわかれ。









M様、お疲れ様でした。楽しかったですね。
翌日は眠らずに無事東京へ帰れましたか??








 ではでは
ここから南陵ルートを通って一路涸沢ヒュッテへ。







ご覧の通りこの時間はガスガスです。











テントの花園を目指して














相変わらずとても落ち着く眺め













初めてのマンモスヒュッテ泊





メジャー所だけに
どれほど混んでいるのかと、戦々恐々としていたわたくし。




いざ部屋に案内されると
とても明るく清潔な施設にビックリ。





布団1枚に2人は同じだったけど
圧迫感がそれほど無く、むしろ快適に感じたこのヒュッテ。






人気の理由が分かった気がしました。













ヒュッテの夜ご飯
とってもおいしくオカワリしまくり








 日が落ちた後、テラスに出ると満天の星空が僕等を迎えてくれた。
それほど寒さも感じなかったため
しばしベンチに寝転がっての天体観測。











星空を見ながらの真心貯金をたっぷりし終え
部屋に入ってご就寝。
夜はゆっくりと更けてゆくのでした。





明日はパノラマコースで下山します。
 




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