2015年5月2〜4日(土日月)
天気:晴れ(2日目の夜中に少し暴風雨)
登山:06:50@中房温泉(2日)
下山:11:15@一ノ沢(4日)
標高:2763m 2857m
今年もこの季節がやってきた。
澄んだ空と心地よい春風の間に大型連休が鎮座する
ゴールデンなウィーク。
昨夏に予定してたけど、雨のためお流れになってしまった鉄板コース。
お山の世界の「銀ブラ」を遂行すべく行ってまいりました。
23:30
仕事を終えたユーリンチーを助手席に従え
しゃくなげ荘駐車場へブウーン。
GWということでクルマの数は多かったけれど渋滞なし。
ユーリンチーは少し大きくなった助手席で一心不乱に爆睡中。
4:00
しゃくなげ荘へ到着。結構時間がかかった感あり。
駐車場の埋まり具合は50%くらいか。
結構早くきたほうが吉!
今日は2004年のザックコンビ |
寒さなし。天気上々 |
5:20
始発のバスに乗り込む。この日はバス停管理のおじさんがいて
人数の把握やタクシーの調整なんかもやってくれてました。
乗車待ちは30名程度。
結構キュンキュンに詰め込まれます |
バスに揺られること約40分。
ザック on the ニー のため
眠い/重い/首痛い というNOKi状態。。。
登山口は大いに賑わい、春爛漫のカラフルモンスター。
我々はというと、地味におにぎりとお紅茶をストマックに入れて
6:50
見たことのないツバメ山へゴーゴゴー!!
中房登山口 すでに1462m地点 ものすごい人の数でした |
登りは5時間程度だったかな。
第1ベンチに到着 |
樹林帯の中をエンヤコラ |
7:50
第2ベンチに到着〜 |
よく晴れた清々しい天気。ほんとこの時期の登山は特別です。
10:00
よーやく合戦小屋に到着 小屋は売店のみ運営中(スイカは無かった) |
とっても良い天気なので
ここでプシューッとホップな液体を空けてしまいました。
この後、北アルプス三大急登と呼ばれる合戦尾根がございますが
どうなることやら、、、、
鬼のリリーフにタッチし まずは山登りの安全を祈願 |
ユーリンチーはアイゼンを装着 急登に挑む準備万端です |
隊列をなして登ります わたくしはというと心拍数の上がり方が半端ない |
この急登。
個人的にはそこまでシビアではなかった。
ただ、合戦小屋でのおビールのせいで心拍数が半端なかった。。。
そしてユーリンチーはご多聞にもれず
ブースカ、、ブースカ、、、無言、、無言、、ブー、、無言、、、
紺碧の空の下に顔を出す一つの建屋 あれが今日の目的地 |
左を見ればお槍が素知らぬ顔で佇む |
12:00
燕山荘到着!! |
愛嬌のある 石顔 畦地梅太郎という方の「山男の像」というようだ http://www.atelier-u-web.com/ |
到着と同時にテント設営のための良場を確保し スコップ片手に 地固めワッショイ |
テント場はこんな感じ この後10張くらいは増えてたかな |
今回が本格的な雪上テントの筆下ろし日。
自分の中での折り合いをどこでつけるかが難しい。
結果としては7割のでき。
寝そべる面をしっかり平らにしないといけないです。
結局約1時間。
ようやくテントの設営を終えることができたのでした。
さてさて、テントはもう良いとして腹がめちゃめちゃへってきた。
そうです。ここはかの有名な燕山荘。
今回、お金さたんまり握りしめてぎだから、だらふくくうべーよぉー。
ビーフシチューw/ライス |
チキンカレーw/ライス |
生ルービーも700燕と良心的な料金設定。
お味のほうもツットベーネ!
スタッフ皆様のお心遣いもとってもよくて
やはり日本を代表する山小屋であることを実感したのでした。
14:00
腹ごしらえを終え、燕岳へ出発。
北アルプスの山々に抱かれた ダイナミックなビューイング |
こちら、イルカに見えるお岩 ほんとイルカに見える |
まるで甲斐駒ケ岳のような景色 燕山荘からこちらは毎年雪は無いとのこと |
ユーリンチーの体調がおかしい 頭痛が激しく途中でリタイア |
ユーリンチーはだいぶ体調が悪く途中で待っていることに。
すぐに戻ってくるから昼寝をして様子を見よう。
こちらが通称メガネ岩 その目で何を見たのでしょうか |
青空へとつながる白い山道 いと美しや |
そしてユーリンチーと別れてから5分。
2763mへ到着 |
頂上は360°の大パノラマ
立山 劔 針ノ木 |
槍ヶ岳 中岳 南岳 |
燕山荘も見えます |
風もなく包み込まれるような山の頂。
ちょうど1年前に訪れた鳳凰三山に勝るとも劣らない
美しい空気がありました。
この後、ユーリンチーと合流し、スタコラサッサと燕山荘へリターン。
そう、この後は、以前からずーーーーーっと楽しみにしていた
「燕山荘の夕食」が待っているからです!!(ヤッターーッ!!)
ちなみに、諸々のお値段は
お食事のみ(夕食)@2700燕/人
テント@700燕/人
生ビール@700燕/杯
ケーキセット@950燕/セット
缶ビール@500燕/350ml
比較的良心的な設定かと。
この日の夕食は3回回転する予定とのことで
18:40〜の食事を予約。
指定時間の少し前にロビーに集合すれば美味しいご飯を頂けるとのこと。
どんなメニューなんでしょうか!?
期待は高まるばかりですが
まだだいぶ時間があったので、ユーリンチーの体調も考慮し
柔らかな春の日差しが燦々と降り注ぐポカポカテントのなかで
暫し幸せなお昼寝タイム。zzzzzzz........
なんかとってもよく寝たな、、、、
ユーリンチーに起こされ時間を確認すると
ん?
なんということでしょう、、、
すでに夕食の時間を20分も過ぎていたのでした。。。。
がっくしと肩を落とし、なんとかならないかスタッフさんと交渉開始。
時間は過ぎたものの、食事の用意はしてくれていたので
冷えたもので良ければ19:30〜の組で提供可能とのこと。
(座席はあるようでよかった)
もちろんそれで手を打って夕食をいただいたのでした。
*いつものことではございますが、その写真撮らなかった、、、
食事はというとチーズ入りハンバーグをメインに添えたラインナップ。
ご飯がとってももちもちで大変美味しくいただいたのですが
それにもまして、燕山荘のご主人(赤沼さん)のお話がとってもよかった。
赤沼さんからホルン演奏のおもてなし 雷鳥の産卵やストックによる 自然への影響など貴重なお話を たくさん頂戴しました |
美味しいお食事と楽しいお話を堪能したにも関わらず
ユーリンチーはデザートにケーキセットをご注文。
体調不良はどこ吹く風か、終始幸せな笑みを浮かべているのでした。
(よかったよかった)
明日も素晴らしい天気とのこと。
通称銀ブラが楽しみだ。
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