2013年5月4日土曜日

弥山 大峰



2013年4月13、14日(土日)
天気:晴れ、曇り
登山: 9:00
下山:13:00
標高: 1895m




何ヶ月ぶりか、、、
テント泊をしよう!と思いたち
大峰山系の弥山をターゲットにいざ出陣。




駐車は天川村役場の駐車場を利用させて頂きました。
広々としてトイレもある為、多くの方が利用されているこの駐車場。
ちなみに弥山に関してはこの後頂上付近にある弥山小屋まで
トイレはございません。





背負うもんを背負って







このときはまだ元気だったなぁ。





裏手のグランドを回り込むようなカタチで民家の裏にある登山道へ珍入。





行くぜ!







お、これは槍ヶ岳ではなく高見山かな。







心地よい山道が続きます




と、このときは良かったのですが
この後、この山道が続きすぎるのでした。




ちょっといつまで続く、、、






景色がセピアに見えてきた、、






登ること約3時間。ようやく第1目標の避難小屋「栃尾辻」に到着。
今回、久々のテント泊=飲料しこたま担いでいるため
想定時間を大幅に越えてようやくここに。
キャナリつらいぜー。








その名の通り避難小屋。雨風しのげる程度です





この後、無意識にもルートを外れ
一気に急登を上がるはめに。
の時はまったく気づかずそれがとってもつらい正規のルートだと思っていた)




生まれたての子鹿のごとく足をガクガク・ワナワナいわせながら
登りきったところに、偶然にも中年の男女がいらっしゃって
ルートを外れていることが判明。



で、その方達はこれから正規ルートに戻るということだったので
付いていこうと思ったのですが、その徒歩スピードが凄まじく。。。



ものすごい早さで、登山道ではない山の斜面を垂直に駆け下りて
正規のルートへ戻っていかれたのでした。



わたくし達もその方たちを見失う=遭難の危機 だったので
必死で、そう本当に必死に重すぎる荷物を背負いながら
死にモノ狂いで後を追ったのでした。






あの方達はなんだったのか。。。。
とにかく歩くスピードが尋常ではなかった。
オーラ等全くありませんでしたが
きっと神様だったのだろうと、今ではそう思うことにしています。










ステキな山道。でも膝と心はガクガク






もう、悪いことはしないから、早くこの重荷から解放させてほしい!
そんな気持ちを最全面に押し出し、必死に先を急ぐと
第2の目標地点「狼平避難小屋」に到着。








この橋を渡れば、、






ステキな場所が広がっています





ここはとってもステキな避難小屋






とっても良いテン泊スペースもあります



ここでのテント泊もすっごくステキだと思います。
トイレと水場はないものの、脇を流れる小川はとても奇麗でとても静か。
次回はここで泊まるのも良いかなと。




でもこの時はデロデロに疲れていたけれど、予定を曲げたくなかったので
両足に活を入れ、痛すぎる両肩を説得し
最終目標地点の弥山小屋をめざし
あと60分歩く決断を下したのでした。





こんな木の階段がひたすら続く、、、






鹿被害からの防御冊







苔が目立って参りました





心とは裏腹に突き抜ける美しい空






歩くこと80分程度。


ようやく、皇太子様も利用になったという
弥山小屋が顔をだしました。




嬉しすぎるこの光景






営業前につき避難小屋のみ入れた






本当に立派な建家でしたが
営業前ということで小屋もトイレも使用できず。
(トイレ入口にシャッター&施錠あり)








渾身のガッツポーズ






テントも一張りで貸し切り状態





きれいに張れた ニーモ タニ







この日は、テント飯用に新調した
新富士バーナー SOD-310
スノーピークコッヘル SCS-010T  のデビュー戦。







SOD-310
主観ながらめちゃくちゃ調子良い






2人ならベストサイズかと思われます





デビュー戦だったのに、調理器具の使用写真ゼロ。。。
オイルサーディーンパスタを試みるも
フライパンが丸こげになったのでした。










気を取り直して
約10時間爆睡した後の翌日。






既に日は昇ってました






神々しい山々





その山々に祈りを捧げるそれっぽい無信教者





フカフカの苔の上に







寝転びカラダを干す





一通り朝日を満喫した後は
小屋のちょっと先にある弥山神社(天河奥宮)へ参拝。






バッファローの骨が沢山あるわけではない





これまでとこれからの無事を拝む






爆睡のお陰もあり元気に出発








荷物も軽くなり絶好調な足取り








でも、やっぱり長過ぎる行程でかなり疲れた




帰りは意気揚々と帰れるかと思ったけれど
やっぱり泣きながら駐車場に無事到着。




いつものごとくほとんど写真無し。







今回は、本当にきつかった。







久々というのもあるが、小屋が休業中ということもあり
テント場での水が確保が不可だったため、重い荷物を担いでの登山だったこと
そして、その歩く距離をなめていたことが最大の要因だろう。


これからは体力の減退も考え、徐々に負荷をあげていくことにしようと思う。






で、帰りはというと
「ザ・トンネル」というドライブイン的な場所で昼食を。




ここ、道に突然現れるのだけれど、すごく繁盛していたので
吸い寄せられるように店内へ。






鮎の塩焼きという文字に魅せられて






ちょっと小振りだけどムムム、いと旨し






羽根つきチャオズもベリデリシャス







なぜかラーメンも美味




腹が減っていたからなのか
つらい山行とのギャップからなのか
はたまた、出会った中年神様の悪戯なのか。





「ザ・トンネル」  なかなかどおしてオススメです。












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